○Activity

Team Gunblade公式ゼッケン

大友がメンバーのアテもないのに『ハンドソウ選手だけのチームを作りたい!』と勢いだけで作ってしまった代物。すべてはここから始まった。織田信長が用いた『天下布武(=武力をもって天下を治める)』意を持つ印をハンドソウラケットと合わせてあしらったデザインが特徴。鉄砲隊の有用性を全国に広めた信長よろしく、ハンドソウを全国に広めたいという想いが込められているらしい。

Team Gunblade公式ユニフォーム

ゼッケンで物足りなくなった大友が作り上げた【ハンドソウ選手のためのユニフォーム】。

当時、漫画『少年ラケット』でハンドソウ選手を活躍させていた掛丸翔先生に目をつけ、無謀にもデザインを依頼したところ、何故か快諾してもらえて完成してしまった。ハンドソウの形状や銃をモチーフにした意匠が各所に配置されたデザインはどんな会場でも抜群に目を引く。『One Shot One Life』の文字は弓道の極意である『一射絶命』の英訳から拝借。このラケットで打つ一球一球が己の生き様の投影と言えるハンドソウ戦士たちに相応しいスローガンとしてデザインに反映させている。

2017年8月19日 第一回ハンドソウ世界大会

WRMのぐっちいさんとTeam Gunblade代表の大友が主催したハンドソウを使っている人を集めた初めての大会。会場は目白卓球倶楽部さんの卓球場をお借りして行ったこの大会ではハンドソウ使いが8人も集まりハンドソウ界の世界一を競い合った。この大会では高根晋太郎と武藤直人が決勝で戦い見事武藤直人が初代ハンドソウ世界大会王者となった。この大会での試合はWRMのYoutubeチャンネルで観ることができるので是非観てほしい。また、この大会の時点では正式にTeam Gunbladeは発足していなかったものの現在ではこの大会に出場した全員がメンバーになっている。

2017年11月12日 農工杯出場

メンバーが揃う宛もないままユニフォームを作成してしまってから約半年、遂にメンバーが揃いデビュー戦を迎えたTeamGunblade。参戦したのは武藤、高根、石井、金津、大友、今井の6名。記念すべき初戦となった成蹊大学Bチーム戦は高根、武藤、金津と主力を惜しげもなく前半に並べたオーダーで快勝スタート。2試合目の一橋大学Aチームの前に力負けしてしまったものの、今井、石井の2名が晴れてデビューを果たし、チームは予選を2位抜けでトーナメントへ。我らがユニフォームデザイナー、掛丸先生も急遽応援に駆け付けてくれ、迎えたトーナメント初戦、首都大Cチームを相手に主将大友が大爆発。

一発芸だらけの幻惑プレーの数々で徹底的に真っ向勝負を避けた作戦が功を奏し、大学生相手に見事な勝利を収める。勢いがついたチームは武藤、金津の両エースが無難に試合を勝利し、準々決勝に駒を進めることとなった。ここで立ちはだかったのは名門Hachitakuチーム。見慣れぬラケット、カーブドライブの球質にに困惑するジュニア世代の隙を狙い、格上のチーム相手ながら各自が真っ向勝負を挑んだが、武藤がエースの意地で2セットを奪うに留まり終戦。『少年ラケット』にハンドソウ選手が出演したことが結成のキッカケとなったチームメンバーたちは、作中の登場人物のよろしく将来性溢れる選手のパワーを感じながら、心地よい疲労感と共に帰途についたのであった。

 

最終結果:2位トーナメントベスト8

MVP:武藤(シングルス2勝1敗)

2018年3月24日 八千代オープン出場TeamGunblade結成後、本格的にメンバーが集った初の大会。

ハンドソウ限定チームとは思えない11名という参加者が集まり、あわやCチームまでできるのではないかという熱気は主催者からも注目の的となっていたようだ。

参戦メンバーは

A:武藤、金津、宮田、大友、関口

B:高根、※今井、林、中川、関根、掛丸(←!?)

※今井は体調不良のため試合出場なし

の11名。

注目は何と言っても今回初参戦となる関根、宮田、掛丸の3名。

特に関根はチーム内でぶっちぎり最年少となる現役高校生であり、現代的な両ハンド卓球とハンドソウの組み合わせがどのようなプレーを生み出すのかに興味が集まった。

宮田はここ数年留学していたアメリカから帰国し、九州からはるばる参戦するという気合いのは入りよう。念願のハンドソウチームでの試合に一際の気合いを感じられた。そして、ユニフォームデザイナーとして裏方を勤めていた掛丸こと、漫画家の掛丸翔先生が選手として初参戦。憧れの先生にここぞとばかりに良いところを見せようとチームの士気は大きく高まった。Aチーム初戦の相手は八千代松陰高校Aチーム。高校生とはいえ、Aチームを冠するチームだけあり、武藤や金津といった歴戦のプレーヤーが舌を巻く若さ溢れるプレーを随所に見せつけられ、先鋒宮田が敗戦。これで危機感が高まったのか2番武藤が1セット目からエンジン全開。フォアのカーブドライブ、独特のバックハンドプッシュといった技術が冴え渡り、チームの雰囲気を盛り返す。ダブルスにはチーム結成前からペアリングの経験がある金津・大友組を起用。相手チームの待ちを巧妙に外す卓球で4番金津に繋げ、そのまま押切り勝利を挙げた。一方Bチームは千葉英和高校Bチームと対戦。中川が初戦を無難に勝ち上がり、2番手で関根がデビュー。強烈なドライブ連打で勝利をもぎ取り2-0とリード。3番手では掛丸が林とのダブルスでデビュー。ブランクもあり、なかなか思うようなプレーは難しかったようだが、それでも3セット目はデュースまで粘り、精一杯のプレーで奮闘。チームに良い流れが産まれ、4番高根は快勝。こちらも無事に1勝を上げた。予選2試合目はAが浦安AS-Bチーム、Bが卓水クラブAチームとそれぞれ対戦。Aはトップの武藤が善戦したものの2-3と押しきられ、2番の関口、3番の金津・大友組のダブルス共に好ラリーこそ多くあったものの、力及ばずに敗れ0-3で敗戦となった。Bは残念ながら力の差を見せつけられ、通算でセットカウント0-9と完敗。共に2位トーナメントへ進むこととなった。2位トーナメント初戦、同士討ちの期待と不安が入り交じる中、Aチームが千葉クラブBと対戦。トーナメントではダブルスが1番になるため、金津・大友組が先陣を切った。ひたすら下がって粘る相手に対し、金津のカーブドライブ、大友のナックルドライブのコンビネーションで挑み、随所に好ラリーが生まれるも、ペアとしての完成度で一歩及ばず1-3の敗戦。主力の一角が崩れて万事休すとなる。2番宮田も鋭い角度打ちでカットマン相手に充分な奮闘こそみせるが、ブランク明けのプレーの粗さに緊張が重なり敗戦。武藤が意地で盛り返すも、関口が敗れ勝負あり。Bチームもダブルスが一番になったことでオーダーを変更。高根・林で勝負をかけるが、ぶっつけ本番で勝てるほど甘くなく0-3で敗れる。Aの敗戦もありチームに暗い雰囲気が流れそうになるが、ここで関根が奮起。粘って粘って最後は回り込む若者らしい卓球で3-2の勝利を納めた。この1本でうまく流れを変えたいところであったが…残念ながら中川、掛丸と続けて敗れこちらも終戦となった。共に団体戦は1勝と記録に残る戦果は僅かながら、所属する多くのメンバーが集い、ハンドソウ独自の技術について実際のプレーを見ながら意見交換ができたことには各自にとって非常に意義があったと思われる。新世代を担う人材、関根の台頭もあり、ハンドソウという用具の『止まっていた時計の針』が動き始めたエネルギーを感じられ、メンバーのモチベーションは大いに高まる試合となった。

 

MVP:関根(シングルス2勝、ダブルス1敗)

2018年8月25日 第二回ハンドソウ世界大会『ハンドソウNo.1決定戦 川又杯』

昨年度行われたハンドソウ世界大会が製作者の川又先生公認のもと、「ハンドソウNo.1決定戦 川又杯」としてパワーアップして開催された。

 

当日は我々TeamGunbladeからは昨年度参加者7名を含む9名の選手が参加した他、10の都府県から合計24名が集結し世界チャンピオンの座が争われた。

 

参加者層は20代から70代までの選手が幅広く集まり、その中には全日本マスターズ70代代表の篠平静選手(愛知県)など、全国で活躍する選手もちらほら。

ハンドソウ界最高峰の大会にふさわしい豪華なメンバーとなり、真夏の熱気を遥かに凌駕する熱い試合が繰り広げられた。

試合は高校時代に岐阜県ベスト16の実績を誇る井上裕介選手(神奈川県)がチキータなどの現代技術にカーブドライブを織り交ぜた両ハンド卓球で台頭したのを始め、塚本清文選手(栃木県)、岸本俊介選手(埼玉県)ら、ハンドソウ使用歴が浅いながらも、シェークやペンといった他のラケットと並行して柔軟性の高い卓球を身に着けてきた選手が活躍。

先に挙げた3名はいずれもベスト4まで食い込む活躍を見せるも、最終的に昨年度チャンピオンの武藤直人選手(神奈川県)が2連覇を達成し、世界チャンピオンの座を死守した。

武藤選手は新体連主催の2017年 第53回全国卓球選手権大会において男子50Hの部ベスト8入賞、2018年度 国公立大学OB・OG卓球大会 シニアの部団体優勝(筑波大学チーム)など、輝かしい実績を残しており、今後もハンドソウ界をけん引する選手として活躍が期待される。

また、試合会場にはWRMのチャパリータ氏、卓球コラムニストの伊藤条太氏も駆けつけ、卓球業界におけるハンドソウの注目度向上が肌身をもって感じられた。

16位までのランキング入賞者には特製のミニハンドソウラケットが記念品として授与されたほか、優勝した武藤選手には特製のハンドソウ優勝マグカップが授与された。

試合後の懇親会ではここぞとばかりに参加者たちがネタを持ち寄り、ここでしかできないディープなハンドソウトークが繰り広げられ、全国各地に散らばるハンドソウ使いが切磋琢磨し交流する場して、今後も大会を継続して開催できるようにしようとチームメンバー一同心を新たに帰宅の途に就いた。

 

※詳細な結果はNEWSページの世界ランキング表をご覧ください。

2018年9月8日全国国公立大学OBOG大会

世界大会の興奮も冷めやらぬ中、TeamGunbladeが国公立大学OB戦に殴り込みをかけた。

メンバーは初期メンバーの金津、宮田、大友に加え、世界大会で活躍した井上に今回初参戦となる坂本を加えた5人編成となった。

予選リーグこそ、阪大Bに2-3、広島大に1-3と辛酸をなめる結果となったが、順位別トーナメント初戦となった京大C戦で宮田が母校の後輩を退け初勝利を挙げるとそこから一気に勢いに乗る。2番井上がフットワークを生かした大胆なプレーを連発して連勝。3番で金津が足元をすくわれるも、4番坂本がロングサーブからひたすらの速攻とカウンターという普段のインテリっぷりからは想像もできないごり押しでもぎ取り初勝利を挙げる。

続く北大C戦でも宮田・坂本・井上の勢いは衰えず連勝。順位別トーナメントながら上位進出が期待されたが、残念ながら会場使用時間の都合にてここで惜しくもトーナメント打ち切り。無念のコールドゲームとなったが、最終戦を勝利で飾ったメンバーの心は晴れやかであった。

MVPは予選から最終戦まで一人全勝を守った井上。

チャンプ武藤不在の中、ハンドソウを豪快に振り回す若さ溢れるプレースタイルで一躍看板選手に駆け上った活躍は見事の一言であった。

※なお、武藤はシニアの部には筑波大Aとして参加し、団体優勝を成し遂げた。

 

最終結果:3位トーナメントベスト4(会場使用時間の都合でコールドゲーム)

MVP:井上(シングルス4勝0敗)

 

 

2018年9月15日 アンディーズ杯

第二回ハンドソウ世界大会のトップ3である武藤直人、塚原清文、井上裕介というTeamGunbalde最強メンバーにベスト16広報の中川智貴で参戦した。今回も主催側からのお誘いを頂き参戦したわけだがやはりハンドソウラケットを使っているということで注目されていたようだ。しかも、今回はp4matchの生みの親である塚原清文もTeamGunbaladeのメンバーとして参加してくれた。なんといっても今回はハンドソウ使いとしてまだ日が浅い塚原と井上がどんなプレーを見せるのか気になるところだろう。初戦から塚原、井上ペアが好調な滑りだしを見せ、塚原の鋭いフォアフリックに相手もあっけにとられていた。2番手の武藤はハンドソウ王者らしい落ち着いたプレーを見せ見事勝利。3番手の中川は無念にも敗れたがチームとしては勝利を収めた。2回戦では塚原、中川ペアが相手の実力を前に完敗し微妙なスタートを切ったが2番でエースの武藤が見事に競り勝ち流れを作った。この流れにに乗りたい井上だったが残念ながら相手の力に一歩及ばず敗れた。その後2位トーナメントに入ったがシードで1回戦を飛ばし2回戦からの参加となった。勝利を狙いに行くために3番手をエース武藤にし、1番手を井上、中川ペア、2番手を塚原というオーダーで挑んだ2回戦。しかし、井上、中川ペアが惜しいところまでいくもののセットを奪えず敗れ、次の塚原も相手の粒高に翻弄され敗れるという結果に終わった。今回はハンドソウ歴短いメンバーや練習量の少ないメンバーの細かいミスが目立ちこの結果に終わってしまったがこの大会を通じてハンドソウを多くの人に興味を持ってもらえたことは確かだろう。今後、ハンドソウ人口がさらに増加することが見込まれるのでTeamGunbladeのメンバーも新規ハンドソウ使いたちに引けを取らぬよう実力を上げていくことが必要になってくると同時にそのモチベーションが高まる大会となっただろう。

 

最終結果:2位トーナメント2回戦進出